この本は、一部の方々には、気に入っていただけないかも知れません。なぜなら

 

この本は、一部の方々には、気に入っていただけないかも知れません。

偉大な経営者の言っていたようなことは一切書いてませんし、
機械的にデータ分析をしているだけに見えるかも知れません。そこには思いや心がないと写るのかも知れません。合理主義的に見えると、昔はアメリカ人のようだと揶揄されましたよね。そんな感じでしょうか。正直過ぎたのでしょうか。

多額の借金（しかも高利息）に苦しみ、何とか早く返済しよう、そのためにはどうすれば良いのか、から始めたので、正直最初の頃はお客様に喜んでもらうことは二の次でした。先ずは借金返済が最優先だったのです。

唯一、お客様の目線で考えるために、データを見るのです。
数値データはお客様の購買行動の結果です。なるほど、多くのお客様はこれが（1位作品）好きなんだ、ということが分かります。多くのお客様が購入（借りた）作品が1位になります。その次が2位、3位、4位、5位、と続きます。
ランキングは多くのお客様の好みの順です。

そして、一位作品をもっと仕入れれば、お客様に喜んでもらえるという単純な答えに行き着きます。

より正確にお客様の好みを把握するためには、コンピュータ（POSレジ）を活用してデータを蓄積して分析した方が良い。

これが私の商売の基本になったのです。